
毎日の食事、カロリーコントロールはとれていますか?わかっていてもなかなか難しいですよね。腹八分目が良いとわかっていてもつい食べ過ぎてしまう、そんな経験が誰にでもあると思います。
ちょっとくらい食べ過ぎても大丈夫、◯◯ならとってもヘルシーだものね。そう思って食べている食材、意外と高カロリーかもしれません。美容と健康のためにも、身近な食べ過ぎNG食品、改めてチェックしてみませんか?
●ダイエットの定番食品は本当に低カロリー?
厚生労働省の算出した「推定エネルギー必要量」によれば、成人男性の1日に必要なカロリーは2650kcal、成人女性で約2000kcal。もちろん体格差や日頃の運動習慣によって増...
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料理/グルメ

毎日の食事、カロリーコントロールはとれていますか?わかっていてもなかなか難しいですよね。腹八分目が良いとわかっていてもつい食べ過ぎてしまう、そんな経験が誰にでもあると思います。
ちょっとくらい食べ過ぎても大丈夫、◯◯ならとってもヘルシーだものね。そう思って食べている食材、意外と高カロリーかもしれません。美容と健康のためにも、身近な食べ過ぎNG食品、改めてチェックしてみませんか?
●ダイエットの定番食品は本当に低カロリー?
厚生労働省の算出した「推定エネルギー必要量」によれば、成人男性の1日に必要なカロリーは2650kcal、成人女性で約2000kcal。もちろん体格差や日頃の運動習慣によって増減しますが、この数値をオーバーしないよう、適切な食事に適度な運動をキープすることが健康にも美容にも不可欠です。
日本人にわかりやすいカロリーの目安はお茶碗1膳分のご飯、100gで約170kcalでしょう。食パンは1枚がだいたい160kcal、100gだと260kcalになります。そんな主食の代わりにヘルシーなものを食べる置き換えダイエットの定番食品のカロリーはどれくらいあるのか調べてみました。
低糖質ながらタンパク質やイソフラボンを多く含み、コスパも優れている「豆腐」は、1丁300gで換算すると「絹ごし」は170kcal、「木綿豆腐」で220kcal。100gあたりで考えればご飯よりヘルシーですね。
お通じを良くしつつ、ダイエット効果があると重宝されている「バナナ」のエネルギー量は1本あたり約80kcal。果物の中では比較的に高い部類と言えます。畑のバターと呼ばれる「アボカド」は100gで190kcalとご飯以上です。こちらも食物繊維が豊富でむくみの解消にもうってつけですが、カロリーの高さは気になります。
人気のドライフルーツ、デーツこと「ナツメヤシ」、こちらも食物繊維、マグネシウム、リン、亜鉛にビタミンA、Eと優れた栄養素を含んでいます。同時に、アラブの方では遊牧民の主食になる程のエネルギーも含んでおり、100gあたり約300kcalと果物の中ではダントツの数値を誇っています。
●高カロリー?低カロリー? 悩ましき麺類
熱心なファンの多い「ラーメン」が高カロリーなのはよく知られている通りです。味付けにもよりますが、だいたい一食500kcal以上、こってり系だと軽く4桁台に突入してしまいます。パスタでは生クリームやチーズをふんだんに使う「カルボナーラ」、こちらも約600kcalとなっています。
夏の風物詩「そうめん」は食欲がダウンしている時でも食べやすく、低カロリーのイメージを持たれがちですが、栄養成分表示を見ると100gで約360calとびっくりな数値が出てきます。けれどもこの数値は実は調理前で、ゆでた後では約120calになるそうです。
つるつるつながりの「春雨」も同じく、ゆでた後で低カロリーになる食品です。しかも、調理すると伸びて膨らむので、1度に100g食べるということはそうそうありません。口にするのはだいたい多くて半分くらいでしょう。主食を春雨に置き換えるダイエットで成功する人が居るのも頷けますね。
●待ったなしの高カロリー食品!
外食や市販の食品は基本的に高カロリーなのはよく知られている通りですが、お手頃だからと頼りすぎるのは禁物です。
お湯を注ぐだけで作れるカップ麺は軒並み高カロリー。日清の「カップヌードル」は353kcal、マルちゃん「赤いきつねうどん」は432kcal、ペヤング「ソースやきそば」は544kcalと、ダイエット中の人は目も当てられない高水準です。中でもダントツなのは最近話題になった「ソースやきそば 超超超大盛りGIGAMAX」、こちらは通常の約4倍の内容量というびっくり商品、そのエネルギー量たるやなんと2142kcal! 女性ならばこれひとつで1日の摂取量満タンです。
菓子パンも負けてはいません。フジパンが製造販売している「メロンクーヘン」は1262kcal!さらに第一パンが製造販売しているロングセラー商品、「アップルリング」は1341kcalにもなります!
いずれも大きさからして分け合って食べるものだとは思いますが、今日は特別お腹が空いているからと言ってひとりで食べきってしまうとカロリーオーバーは免れません。ダイエットの強敵はなんといってもリバウンドです。我慢の反動でつい…と手を伸ばす前に、栄養成分表示を確かめる習慣を身につけておいた方が良いかもしれません。
<参考サイト>
『日本人の食事摂取基準について』厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/11/h1122-2.html#betu
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料理/グルメ