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DATE/ 2018.08.15

岡倉天心がひらいた日本近代絵画の道


 岡倉天心というと、英語で『茶の本』を執筆し、日本文化の真髄を海外に知らしめた元祖バイリンガルというイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。しかし、東京女子大学名誉教授の大久保喬樹氏は、岡倉天心をして日本の近代美術、近代絵画の進展に寄与した優れた美術運動家であると、高く評価しています。

●アーネスト・フェノロサとの運命的出会い

 天心の業績は、国宝制度の制定や国立美術館の設立、東京美術学校(現東京芸術大学)の創立など数多くありますが、その日本の美術行政を開拓したともいえる働きには、アメリカの東洋美術史家で明治政府のお雇い外国人であったアーネスト・フェノロサとの出会いが大きく影響しています。

 明...

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代表作「睡蓮」「散歩、日傘をさす女」「ラ・ジャポネーズ」などがある、日本でも絶大な人気を誇る画家・モネ。彼のように絵の具をぬり重ね、感覚的な表現で描く画家たちのことをなんというでしょう?
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