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DATE/ 2018.04.06

日本画を描くために必要な「写意」と「写生」


 小さい頃の思い出の場所を大人になってから訪ねると、大変な大木と思っていた木が実はそれほどでもなかったり、ものすごく急な坂道と思っていたものが、案外ゆるやかだったりという経験を、誰しも持っていることと思います。これは、幼い時にそのものを見た気もちが、映像のなかに投影されているからなのかもしれません。

●日本画の特徴の一つである写意とは

 京都市立芸術大学 美術学部日本画研究室教授であり、自身も日本画家である川嶋渉氏によると、このように気もちを写し取ったり自分なりのものの見方や意見を反映させることを絵画の手法として「写意」といい、日本画を含む東洋絵画では非常に大切にされてきたのだそうです。

 「写意」と...

ジャンル 時事/オピニオン
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