突然ですが、お気に入りのコンビニはありますか。人それぞれ好みはありますが、私たちの生活に密着し、今や欠かせない存在になっているコンビニ。より多くの人に評価されているコンビニはどこなのでしょうか。
●顧客満足度第1位のコンビニは?
2017年のJSCI(日本版顧客満足度指数)第1回調査で発表されたコンビニの顧客満足度ランキング。顧客期待、知覚品質、知覚価値、顧客満足、推奨意向、ロイヤリティといった6項目で総合評価されたランキングは、5位にミニストップ、4位にローソン、3位にファミリーマートが名を連ねました。
しかし、業界最大手のセブンイレブンは2位という結果になっているのです。
そして、第1位の...
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突然ですが、お気に入りのコンビニはありますか。人それぞれ好みはありますが、私たちの生活に密着し、今や欠かせない存在になっているコンビニ。より多くの人に評価されているコンビニはどこなのでしょうか。
●顧客満足度第1位のコンビニは?
2017年のJSCI(日本版顧客満足度指数)第1回調査で発表されたコンビニの顧客満足度ランキング。顧客期待、知覚品質、知覚価値、顧客満足、推奨意向、ロイヤリティといった6項目で総合評価されたランキングは、5位にミニストップ、4位にローソン、3位にファミリーマートが名を連ねました。
しかし、業界最大手のセブンイレブンは2位という結果になっているのです。
そして、第1位の栄冠を手にしたのは、北海道に拠点を置くセイコーマートです。顧客満足度だけでなく、他の項目である知覚価値、推奨意向、ロイヤリティでも他の大手3社をおさえてトップの座に輝いています。決して全国区ではないセイコーマートが、なぜこれだけの高評価を得ているのでしょうか。
●そもそもセイコーマートとは何者なのか?
セイコーマートは、北海道、茨城、埼玉に1,189店舗を構えるコンビニですが、このうち1,093店舗は北海道に展開する地域密着型のコンビニです(2018年1月末現在)。北海道におけるこの店舗数は大手3社をおさえ、道内トップシェアを誇っています。自社製品の種類も豊富で、鮭、サンマなど北海道名産の食材を多く取り入れた総菜や、北海道メロン果汁を使ったアイス、そしてガラナサワーなどの北海道ならではの飲料まで、1,000種類以上にも及びます。まさに北海道での地産池消を実践しているコンビニなのです。
ここからは北海道出身者の声とともに、セイコーマートの人気の理由を紹介していきましょう。
●客を飽きさせない豊富な品揃え
「惣菜の種類が豊富で、しかも手ごろな価格と量なのですごく助かる」
「買い物にきたときに、惣菜の選択肢が多いから選ぶのも楽しい」
店舗にはよりますが、店内では常に60種類前後の総菜をそろえるなど、品揃えが豊富なことは大きな魅力のひとつです。パスタやおかず、総菜の多くは小分けされ、100~300円のリーズナブルな価格帯に設定されているため、おつまみやおかず、昼食のちょい足しにも活用されています。
●目玉商品でもある「ホットシェフ」
「定番はホットシェフ!カツ丼目当てで行く。フライドチキンも好き」
「季節限定だけど、店内で茹でるトウキビは甘くておいしくて人気」
セイコーマートを語る上で外せないのが「ホットシェフ」。これは店内で調理して提供する商品で、ラインナップには大きなおにぎりやカレー、フライドチキンの他に、なんとバタークロワッサンまであります。また、季節限定のゆでとうきびは、収穫後に低温で店舗に運ばれてすぐゆでられるため、おいしさは抜群です。ゆで時間を確認しておかないと一瞬で完売してしまうほどの人気商品といわれています。
●セイコーマートの広がる取り組み
常に攻めの姿勢を保ち続けていることも、セイコーマートの魅力のひとつといえるかもしれません。2017年には3店舗を過疎地に新規出店したことでも話題を集めましたが、店舗賃貸費用の一部を自治体に補助してもらう、24時間営業ではなく20時までの営業とするといった工夫を重ね、黒字経営を実現しています。
住民にとっても車で数十分走らなければ買い物ができなかった悩みが解決され、大いに歓迎されています。「地域に深く根ざしたコンビニ」を掲げるセイコーマートは、今までもこれからも、道民に愛さる存在であり続けることでしょう。
<参考サイト>
・日本生産性本部:2017年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査結果発表
https://activity.jpc-net.jp/detail/srv/activity001507/attached.pdf
・株式会社セコマ:会社概要
http://www.secoma.co.jp/aboutus/company.html
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