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DATE/ 2019.04.26

意外と知らない「即位」の歴史


 天皇の「即位」のあり方は、長い歴史のなかで確立されてきたものです。しかし、第二次世界大戦後、使われなくなった言葉があります。「践祚(せんそ)」という言葉は、その代表的なものでしょう。

 現在、政治の場やメディアなどでもっぱら使われているのが「即位」です。

 しかし、「践祚」と「即位」では辞書的な言葉の意味としても、また、歴史的な意味としても、実は大きく異なっていたのです。

 では、両者はどのように異なるのか。歴史的な意味の違いを見ていくことにしましょう。

●「継承すること」と「広く知らせること」

 第二次世界大戦まで、皇位の継承にあたっては、「践祚(せんそ)」と「即位」という言葉が用いられていました。...

ジャンル 時事/オピニオン
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