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DATE/ 2017.08.29

「2代目」の役割に徹した徳川秀忠


●徳川永続の境目は3代目にあり

 「売り家と唐様で書く三代目」。初代が苦労して財を築いても、3代目で家も売らなければならないほど落ちぶれて、「売り家」と書いた字は金にまかせて身につけたしゃれた唐様の書体である--何とも皮肉な川柳ですが、このほかにも「長者三代」「三代続けば末代続く」など、家系の存続は3代目が境目であることを表す言い回しが多数あります。

 260年以上にわたる泰平の世を築いた徳川幕府の2代将軍・秀忠も、この「3代目の法則」を心していた人物だったようです。日本最初の武家政権として鎌倉幕府を創設した源氏も、頼朝、頼家、実朝の3代しか続かず、政権を北条氏に譲っています。こんなことも念頭にあ...

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