毎日読めるお役立ちコラム

テキストサイズ
DATE/ 2018.02.25

日本がリードする耐火・耐震性に優れた木造建築


 「火事とけんかは江戸の華」と言われるように、火事が頻発する江戸では火消しが花形職業でした。纏を振る火消し職人の姿はいなせの象徴として憧れの的だったようですが、その火消しの方法はというと、消火よりも風下にある家屋を壊して延焼を防ぐ、その名も「破壊消防」が中心だったのです。

 もちろん、こんな乱暴なやり方は江戸時代のことで、現代の木造建築の耐火・耐震性能はすばらしい進化を遂げており、その技術レベルは鉄構造・RC造並みだと東京大学生産技術研究所教授・腰原幹雄氏は太鼓判を押しています。

●木の特徴を生かした耐火性を考える

 防耐火策の一つとして、まず挙げられるのが「燃えしろ設計」です。これは、花火のように...

ジャンル 時事/オピニオン
会員登録ボタン
毎日更新!4択クイズ
5/23(木)のクイズ! ホントの話
世界で愛されるキャラクター「ミッフィー」。その生まれ故郷となる国はどこ?
正解率 : 61.5%
今日は何の日?4択クイズ
世界カメの日
2000年にアメリカの非営利団体、American Tortoise Rescueが制定。「亀に関心を向け、知識を深め、敬意を払い、亀の生存と繁栄のための人間の行動を奨励する日」とされる。

関連記事

よく読まれている記事

1
定年後に支払う必要のある「3つの税金」とは?
2
「老後貧乏」になりやすい人の特徴
3
「老後に住みたい都道府県」ランキング
4
「老後破綻」に陥らないための3つの貯蓄術
5
銀行に入れっぱなしのお金は今後どうなるのか?

あわせて読みたい

マイページに追加