毎日読めるお役立ちコラム

テキストサイズ
DATE/ 2017.08.29

「2代目」の役割に徹した徳川秀忠


●徳川永続の境目は3代目にあり

 「売り家と唐様で書く三代目」。初代が苦労して財を築いても、3代目で家も売らなければならないほど落ちぶれて、「売り家」と書いた字は金にまかせて身につけたしゃれた唐様の書体である--何とも皮肉な川柳ですが、このほかにも「長者三代」「三代続けば末代続く」など、家系の存続は3代目が境目であることを表す言い回しが多数あります。

 260年以上にわたる泰平の世を築いた徳川幕府の2代将軍・秀忠も、この「3代目の法則」を心していた人物だったようです。日本最初の武家政権として鎌倉幕府を創設した源氏も、頼朝、頼家、実朝の3代しか続かず、政権を北条氏に譲っています。こんなことも念頭にあ...

ジャンル 時事/オピニオン
会員登録ボタン
毎日更新!4択クイズ
6/4(火)のクイズ! ホントの話
古来から人々を魅了してやまない宝石。
次のうち、ペルシャ語で「青い空」を意味し、絵の具「ウルトラマリン」の原料にもなったという宝石はなんでしょう?
正解率 : 54.8%
今日は何の日?4択クイズ
虫の日
1988年に日本昆虫倶楽部が「むしの日」を制定。同日に当時の福島県常葉町(現:田村市の一部)が「ムシの日」を制定。さらに、2018年に養老孟司によって「虫の日」が制定され、日本記念日協会にも認定された。

関連記事

よく読まれている記事

1
日本に「地図にない村」は存在するのか
2
地球上でいまだ前人未踏の場所6選
3
95%が未解明…未知なる「深海」の謎4選
4
定年後に支払う必要のある「3つの税金」とは?
5
「老後貧乏」になりやすい人の特徴

あわせて読みたい

マイページに追加