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DATE/ 2017.09.22

吉田松陰に学ぶ「深い読書」


 「本離れ」と言われながらも、書店では相変わらず読書法の本が平積みにされています。その多くが、本の「読み方」として、いかにたくさん読むか、速く読むか、効率よく読むかという点に重きを置いたものです。

 一方、かつてそうしたこととはまったく異なる観点から中国古典『孟子』を読み、独自の解釈を加えた思想家がいました。幕末の志士に多大なる影響を与えた吉田松陰です。東京大学東洋文化研究所副所長で東洋哲学・中国哲学に造詣の深い中島隆博氏は、松陰が著した『講孟余話』を取り上げ、「非常に面白い孟子の読み方をしている」と評価しているのです。

●「おもねる」ことを戒めた松陰

 中島氏がまず注目したのは、吉田松陰が『講孟余...

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