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DATE/ 2016.12.12

なぜ歴史を学ぶと良いのだろうか

 ビジネスのヒントを得るために、人生の糧として、あるいは好奇心の赴くままに、“歴史”を学ぶ人は多い。一方、それよりも現在を知った方がよいといった理由で、歴史を軽視する人もいる。人さまざまだ。

 では、なぜ歴史を学ぶと良いのだろうか。果たして歴史を学ぶことに何の意味があるのだろうか。この問いに答えるのは意外と難しい。

 このような時こそ、プロの声に耳を傾けてみたい。例えば、中東・イスラーム地域研究の第一人者、山内昌之氏(東京大学名誉教授、明治大学特任教授)は、歴史を学ぶ意味を次のように説明する。(『10MTV』収録「読書とは何か(1)私たちは本から何を得るべきなのか」)

 まず、15世紀から16世紀に...

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古来から人々を魅了してやまない宝石。
次のうち、ペルシャ語で「青い空」を意味し、絵の具「ウルトラマリン」の原料にもなったという宝石はなんでしょう?
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虫の日
1988年に日本昆虫倶楽部が「むしの日」を制定。同日に当時の福島県常葉町(現:田村市の一部)が「ムシの日」を制定。さらに、2018年に養老孟司によって「虫の日」が制定され、日本記念日協会にも認定された。

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