花火大会や夏祭りなど、浴衣が活躍するこの季節。普段は歩きや自転車で移動していても、浴衣となるとバスを利用することもあるかと思います。ちょっとしたことを気をつけるだけで、着崩れが防げますのでぜひ実践してみてください。
浴衣は歩きにくく、バスの乗り方にもコツが。裾を踏んだり、大きくはだけてしまわないように気をつけましょう。なるべく小さい歩幅にするのがポイントです。
1.右手で裾を軽く持ち上げます。(持ち上げすぎないように)
2.つま先立ちのように、前方に体重をかけて移動するのが◎
かかとをつけないようにあがります。
座るとしわになったり、帯が崩れたりする危険が。短時間ならば立っていたほうがいいです。揺れにくいのは前輪と後輪の間、運転席の後ろです。なるべく揺れにくい場所で立ちましょう。
腕をあげると、脇のスリットから肌が丸見えになってしまいます。つり革ではなく、手すりを持つのがベストです。
進行方向に対して、少し斜めに立ちます。バスの場合は、進行方向に対して、横に立っていることが多いと思いますが、運転席側にやや体を向けて、足は逆ハの字で立ちましょう。特に揺れが大きい場所を通る時には、ひざを軽く曲げると重心がさがってふらつきを抑えます。
つり革を持つ場合には、持っていないほうの手で、袖を押さえるように添えます。そうすることで肌の露出を防ぎ優雅に見せます。
座る時は、おしりから座ります。背もたれに帯がつぶされないようにやや前のめりに、こぶし一個分のスペースを空けましょう。座る時には、後ろの裾が地面に付かないように、太ももの外側から伸ばし、少しひざの裏に入れ込むようにすると良いです。