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DATE/ 2018.05.13

境界がないのに枠がある、日本美術の特質


 日本美術ブームは、1990年代の若冲を皮切りに、今なお続いています。2017年は、国宝展と運慶展が東西で行われて大評判。2018年春の東京国立博物館では「名作誕生 つながる日本美術」と題した展覧会を企画。鑑真とともに渡来した仏像と雪舟や宗達、若冲を同時に展示するなど、思いがけない工夫を凝らしています(会期は4月13日~5月28日。展示作品は期間により入れ替えあり)。今日は、日本美術の「面白がり方」について、東博や文化庁を経て東京大学大学院人文社会系研究科で日本美術史を教える佐藤康宏教授に教わってみました。

●ジャコメッティに見せたかった「縄文の女神」

 「境界がないのに、枠がある」。それが日本美...

ジャンル 時事/オピニオン
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