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DATE/ 2017.05.04

アメリカと日本の貿易交渉―2つの重要な視点


●アメリカ企業による狙い撃ちで始まった日米貿易摩擦

 トランプ大統領の保護主義政策により「再びシビアな日米貿易摩擦が起きるのか」と言われていますが、学習院大学国際社会科学部教授・伊藤元重氏がこれからの日米貿易摩擦、あるいは日米貿易交渉を考えるうえで、2つの重要な視点を示してくれました。

 一つは、過去の事例では、アメリカの企業がまず攻撃的行動に出たことで貿易摩擦に発展したということです。政府主導というよりまず企業の攻撃ありき、なのです。今、トヨタをはじめとする日本の自動車業界は、トランプ大統領の言動に非常に神経を使っているようですが、これはかつてアメリカの自動車業界によるアンチダンピング訴訟という...

ジャンル 時事/オピニオン
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