見どころ:WBA・WBC統一王者の拳四朗が、指名戦を迎える。今年9月のヘッキー・ブドラー(南ア)戦では圧倒的な力を示し王座防衛に成功した。軽快なステップから強烈なジャブで組み立てて着実に崩していくスタイルは完成されており、4試合連続KO中と絶好調だ。元WBA世界Lフライ級王者のカニサレスは、今年6月にダニエル・マテヨン(キューバ)との挑戦者決定戦を制した。プレスをかけながら思い切りの良い右を振ってくる好戦的なタイプだ。ライトフライ級4団体統一を目指す拳四朗としてはここは負けるわけにはいかない。

見どころ:那須川天心のプロ3戦目。9月にメキシコ・バンタム級王者のルイス・グスマン(メキシコ)にフルマークの判定勝ち。スピードと反応の良さ、タイミング抜群のカウンターが光る。キックボクシングからボクシングに転向し、試合を重ねるごとに着実にアジャストしている。3戦目で初のKO勝ちを狙う。WBO世界バンタム級14位のロブレスは、プレスをかけながら豊富な手数で攻め立てる好戦的なタイプだ。那須川のパフォーマンスに期待!

見どころ:阿久井が念願の世界初挑戦を迎える。重厚なプレスから強烈な右ストレート、ボディブローで攻めたてる好戦的なタイプでディフェンス力も高い。ダラキアンは、2018年2月に獲得し6度の防衛に成功している安定王者。大きく距離を取りながら飛び込むように右ストレート、左フックを打ち込みポイントをピックアップする試合巧者だ。独特のテンポを持つダラキアンに対し、阿久井はどのように崩していくか!?

見どころ:辰吉は、昨年8月に約2年9ヶ月ぶりに復帰し5回TKO勝ち。高い攻撃力をアピールした。ランキング復活を目指す。日本バンタム級11位の与那覇は、昨年8月に再起に成功。那須川天心(帝拳)戦からの復活を遂げた。変則的な左右アッパー、フックが魅力で決定力が高い。KO決着濃厚の注目の一戦だ。