見どころ:日本Sバンタム級4位の中川は、抜群の距離感とクレバーな試合運びと多彩なコンビネーションを武器に3連続KO中と絶好調だ。日本フェザー級8位の亀田は、一撃で仕留めるカウンターと勝負強さを持つ。前戦は10ラウンドを経験しておりスタミナも豊富だ。一瞬の目も離せないヒリヒリとした攻防が見られるだろう。

見どころ:WBO-AP王者の西田がIBF世界バンタム級挑戦者決定戦に出場する。西田は、フィジカルの強さと鉄壁のディフェンスで着実に勝ちを手繰り寄せる技巧派サウスポーだ。キャリアこそ7戦だが、12ラウンドの試合も何度も経験しており、スタミナも豊富だ。IBF世界バンタム級6位のメディナは、24戦21勝(14KO)3敗。バランスの良いオーソドックススタイルで、目が良く相手の打ち終わりにパンチを合わせるのを得意とする。お互いに守備力が高くクリーンヒットはなかなか奪えなさそう。西田としてはジャッジにポイントをアピールする攻撃力を見せたい。

見どころ:ここ2戦判定勝ちが続いている但馬。持ち前のハンドスピードで圧倒し、重量級らしい豪快なKO勝ちに期待したい。

見どころ:日本Sバンタム級11位の福永は、ジャブからワンツー左ボディにつなげる正統派スタイル。右ストレートは決定力が高く、今年2月の凱旋試合では左の使い方に進化を見せた。日本Sバンタム級14位の村井は3150FIGHT初参戦。ジャブを軸にチャンスと見るや豊富な手数で攻め立てる応戦的なタイプだ。約2年ぶりに地元大阪での試合だ。

見どころ:これが初のB級(6回戦)での試合の福重は、思い切りの良いロングフックで対戦相手をなぎ倒してきた。2ヶ月ペースでリングに上がっている。加藤は昨年11月に約6年2ヶ月ぶりにカムバック。復帰2戦目で勝利を掴みたい。

見どころ:アマチュア54戦38勝16敗の藤崎は、4回戦を2試合して初のB級(6回戦)。今年の2月にデビューし早くも3戦目だ。2022年度全日本フェザー級新人王の岡本は、今年6月に4回TKO勝ち。角度のある左ボディが光った。わずか1ヶ月半でリングに上がる。

見どころ:元OPBFウェルター級王者の長濱は、今年4月に2年3ヶ月ぶりにカムバック。復帰戦を飾った。相手の長所を消す試合巧者で、着実に勝ちを手繰り寄せる勝負強さを持ち合わせている。初来日で元WBOラテンSライト級王者のトレースは、21戦20勝(16KO)1敗。リズミカルな左右フック、左ボディは強烈で長濱も警戒が必要だろう。南米の強豪を撃破し存在感を示したい。