注目:ライト級で国内敵なしの日本王者吉野が、OPBFとWBOアジアパシフィック王座決定戦に出場する。吉野は今年4月に指名挑戦者のアクセル住吉(関門ジャパン)を7回TKOで下しV4を達成。夏には米国合宿に参加し、レベルアップを図った。王座を争うデラトレは22戦20勝(12KO)2敗の25歳。17年11月には現WBC世界フェザー級1位のツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル)と対戦し判定負けを喫したが、ダウンを奪う場面も作った。長いリーチを活かし遠い距離から振ってくる右と右カウンターには警戒が必要そうだ。吉野の3冠王者誕生に期待がかかる!

注目:現役最多の56戦のキャリアを持つ堀川が仕切り直しのV2戦。堀川は今年8月に大保龍斗(横浜さくら)との防衛戦を予定していたが、大保が前日計量で体調不良となり試合は中止。堀川は相手を変えて防衛戦を行うことになった。挑戦者の高橋はミニマム級のトップコンテンダーだったが、階級を上げての王座初挑戦する。高橋は堀川の持つベルトと世界ランキングを奪いに行く。ベテランの技とホープの勢いがぶつかり合う!