注目:5月に王座返り咲きを果たした久我の初防衛戦。挑戦者の藤原は16年4月以来2度目のアタック。藤原は5月の試合で上位ランカーの岡本ナオヤ(東拳)と対戦し右クロスで2度のダウンを奪いタイトル戦線に浮上した。豊富なスタミナと馬力のある久我を崩すために秘策が欲しい。決定力の高さを持ち合わせている久我は、得意の打撃戦に持ち込み王者の力を示したいところだ。

注目:ホープ村地が4戦目で初のタイトル挑戦。5月のにWBOアジアパシフィックランカーのレイモンド・タブゴン(比)に判定勝ちし、ランキング入りをはたした。相手のサルダールはアマチュア200戦以上、プロで34戦30勝(21KO)3敗1分のキャリアを誇る。格上の相手に対し村地は、「誰が聞いてもまだ早いと言われるかも知れないが、アマの頃から強い選手とレベルの高い練習をしているので余裕で勝てると思っている。木村さんが6ラウンドで倒しているので、それよりも早いKOを意識している」と強気のコメントを残した。ジム初のチャンピオン誕生に闘志を燃やす!

注目:世界挑戦以来の再起戦となる谷口と6戦全勝6KOの日本ユース王者の石澤が激突。格上挑戦の石澤としては先制攻撃を仕掛けて谷口の焦りを誘いたい。スピードとキャリアで上回る谷口は、ポイントを明確に取り切る決定力が欲しいところだ。