注目:WBO-AP王者でIBF世界Sフライ級3位につける船井が、6度防衛中の王者ジェルウィン・アンカハス(比)への挑戦権を懸け、戦績18戦15勝(7KO)2敗1分、IBF同級7位のビクター・エマニュエル・オリボと激突する。キャリア38戦目で初のメキシカンとの対戦になる船井。相手の独特のやりづらさを感じるかもしれないが、強打を決めて念願の世界戦にコマを進めたい。

注目:日本ランカーによるサバイバルマッチ。富岡は7月に大阪で中谷正義(井岡)が保持するOPBFライト級王座に挑戦。スピードを活かした攻撃で前半リードしたが、徐々に形勢逆転されレフェリーストップで涙を飲んだ。しかし、絶対王者と拳を交えたことは大きなキャリアになったはずだ。正木は、1月にA級トーナメント決勝戦で現OPBF同級王者の三代大訓(ワタナベ)に判定負けし初黒星を喫したが、5月に再起に成功した。試合はポイントの振り分けが難しい激しいペース争いが繰り広げられそうだ。来年のタイトル挑戦を見据える両者にとってなんとしても負けられない一戦となる。

注目:ここまで9戦全勝(8KO)の小田と前戦で日本ランカーの池田を破り月間新鋭賞を獲得して利川と対戦。両者とも好戦的なタイプで序盤から激しい打撃戦が予想される。ユース王座戦ならではの好カードが実現

注目:4戦全勝4KOの石澤と昨年の全日本新人王の井上の対戦。石澤は4月のユーストーナメント準決勝で仲島辰郎(平仲BS)に5回TKO勝ちした。当て感が良く、前戦は冷静な試合運びを見せた。井上は、多彩なコンビネーションを武器にここまて8戦7勝(1KO)1分。昨年の新人王戦は強豪を撃破し頂点に立った。両者とも初の8回戦での試合となる。