注目:今年2月にWBA世界王者ファン・カルロス・レベコ(亜)への挑戦に失敗した元日本ライトフライ級王者の黒田が、再起戦を迎える。約8ヶ月間、リングから遠ざかった黒田だが、減量に悩まされたライトフライ級から階級を上げ、前回の世界戦時よりもフライ級の体を作る時間は十分にあったと思える。対するキャリア30戦、無冠の中釜は、ここ1～2年は強豪を相手にしたタイでの試合が多く、現在の力ははっきり言って未知数。新生・黒田と苦労人・中釜、面白い対決となった。

注目:両者4度目の対決は、前回と立場が入れ代わり、三好が王者として東郷を迎え打つ。ここまで1勝1敗1分と五分の両者は、前回2月の対戦から海外での試合を経験。そのキャリアをどう生かせるかが勝負の鍵となりそうだ。