帝拳ジム移籍初戦で、レブ・サンティリャン(石神井S)から衝撃KO勝利で東洋太平洋ウエルター級王座を奪取した佐々木基樹(帝拳)。その佐々木の初防衛戦が21日、後楽園ホールで東洋同級9位・ダルシム・ナンガラ(インドネシア)を挑戦者に向かえ行われた。
　試合は、挑戦者ダルシムが脅威の粘りとタフさを見せたが、終始ポイントをリードした佐々木がダウンこそ奪えなかったものの、3-0の判定で東洋初防衛に成功した。
　「判定勝ちは不満」と試合後に語った佐々木だが、来月15日には前王者レブ・サンティリャンVS池田好治(宮田)の一戦で早くも次期挑戦者が決定する。サンティリャン、池田とどちらが挑戦権を勝ち取るにせよ、佐々木は強敵を迎え撃つ事になる。
　ちなみにこの日、佐々木はポップスユニット「YASUZEN」制作のオリジナルテーマ曲生演奏で入場するパフォーマンスを見せ、ファンを沸かせていた。