5月14日にガトーキングダム札幌で開催された「MUGEN挑vol.20 in Sapporo」に出場したナイジェリア人の2人の選手が、JBC(日本ボクシングコミッション)が事前に承認していた選手ではなく、いわゆる”替え玉”だったことに関して30日、JBCの実行委員会後に会見が行われ、この興行をプロモートした平仲ボクシングスクールジムの平仲信明会長は、ナイジェリアから招聘した選手とトレーナーら5人の確認を怠ったことと、一連の不手際がボクシング界に多大な迷惑をかけてしまったことを陳謝した。

　当初予定していた選手ら5人は、実際には来日していなかったことが伝えられ、試合に出場した2人は、国内在住のナイジェリア人で、プロボクサーのライセンスは持っていなかった。