WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級8位の赤穂亮(36=横浜光)は、12月3日(土)、韓国・仁川パラダイスシティで、元WBO世界バンタム級王者のジョンリエル・カシメロ(32=比)と対戦する。

　赤穂は、2015年8月にタイでの世界戦で敗れてから13連勝中。次戦で44戦目を迎えるが、年齢を重ねて、さらに強さに磨きがかかっている。カシメロは、野性味あふれるファイトで敵地でベルトを奪取し、世界3階級制覇を達成。バンタム級王座は、英国ボクシング管理委員会の規定違反を犯したため、剥奪となったが、世界4階級制覇を目論む。

　過去最強の相手と拳を交える赤穂は発表会見で、「勝っても負けても、これが最後の試合のつもりで戦う」と大一番への覚悟を示した。決戦を3週間後に控えた赤穂に、じっくりと話を聞いた。