前WBC世界ライトフライ級チャンピオンの矢吹正道(29=緑)が現役続行を決意。世界王座陥落直後には、引退も考えたが、世界王座奪還を目指すことを決めた。4月に復帰会見を開いた後、練習動画の撮影が特別に許可されたのでお届けしよう。

再起戦は8月11日(木)刈谷市あいおいホール

　再起戦は8月11日(木)、刈谷市あいおいホールで行われる。対戦相手は、ライトフライ級世界ランキングWBO5位・WBA10位のタノンサック・シムシー(21=グリーンツダ/タイ)。戦績は23戦23勝(21KO)。KO率91%を誇る危険な相手だ。シムシーは、現WBA世界スーパーチャンピオン京口紘人(ワタナベ)に挑戦することが決まっていたが、コロナ禍の影響で、チャンスを逃した実力者。矢吹の復帰戦は、世界前哨戦に相応しい注目の一戦だ。