IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級15位の古谷昭男(24=六島)は、2月28日(月)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル85」で、OPBF東洋太平洋同級2位の橋詰将義(28=角海老宝石)と空位のOPBF&WBOアジアパシフィックを争う。

　アマチュア経験なしで2015年8月にデビューした古谷は、A級2戦目で中山佳祐(ワタナベ)に判定勝ちし、日本ランク入りを果たすと、2020年12月には元日本王者の奥本貴之(グリーンツダ)に競り勝ち、世界ランカーの仲間入りを果たした。チャンスをモノにして着実に出世してきた古谷は、タイトル初挑戦でベルト奪取を誓う。

　大阪市内の所属ジムで取材に応じた古谷は、静かな口調ながらベルトへの並々ならぬ思いを見せた。