12月19日(月)に後楽園ホールで開催される「DANGAN172」で元日本スーパーバンタム級王者の福原力也(37=ワタナベ※試合前日に38歳)が16年の現役生活に別れを告げる。
　2000年6月のデビューから強打者としてKOの山を築いてきた福原は、甘いマスクもあって抜群の人気を誇った。05年には世界挑戦経験者の木村章司(現花形ジムトレーナー)を破り日本王座を獲得。翌年初防衛に成功したが、V2戦の試合中に右腕を骨折し王座を失うと、その後も怪我に苦しみ階級を上げての4度のタイトル戦はいずれも失敗に終わった。身体にメスを入れながらも戦ってきた福原だが、いよいよ体の限界を感じ引退を決意。フィリピンランカーのアルビン・バイス(28=比※23戦15勝4KO7敗1分)を迎え最後のリングに立つ。