去る10月、井岡一翔、宮崎亮(ともに井岡ジム)の試合に際し、元キューバのナショナル・チーム・コーチ、イスマエル・サラス・トレーナーが来日した。旧知の間柄である井岡弘樹会長の要請で両選手の指導をするための短期間だったが、その効果があってか両ホープはそろって快勝した。当初は同時に来日したサラス氏の教え子、WBA&IBF世界フェザー級王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ)とのダブル・インタビューの予定だったが、ガンボアは体調不良で取材日前日に急遽帰国。こうした経緯もあり、サラス氏にはガンボアのことを含めて様々な質問を用意してアタックした。