23日、JBCと日本プロボクシング協会の間で進められている、女子プロボクシングの立ち上げに新たな動きが見られた。女子プロ化に伴い、JBCより男子同様にプロテストを実施する際、プロテスト参考基準を定める為に女子のスパーリングを実施して欲しいとの要望があった。日本プロボクシング協会は、協会加盟ジム所属の女子ボクサーを対象とした公開スパーリングの実施を発表。9月10日(月)午後3時より後楽園ホールにて5組～6組(2分2R)で実施される。
　世界ではボクシング興行において、女子の対戦がメインイベントになる事もあり、プロ化は世界の流れになっている。北京オリンピックの女子ボクシングが、現状、公開競技とならないのならば、現在活動しているアマチュア女子ボクサーは、新たな目標として、プロも視野に入れるだろう。有能な人材が発掘され、新たなヒロインが誕生するのは、そう遠くないはずだ。