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DATE/ 2017.04.12

アメリカと世界の通商システムの変化の歴史


●世界の通商システムをコントロールしてきたアメリカ

 トランプ政権下の保護主義による貿易摩擦再燃が懸念されています。東京大学名誉教授で学習院大学国際社会科学部教授・伊藤元重氏も、トランプ政権の方向が今後の世界の通商システムの大きな転換点になり得ると見ています。歴史的に見ても、アメリカが世界の通商システムの流れの変化に、常に先鞭をつけてきたからです。

 ここで、アメリカの通商政策と世界の通商システムの変化の歴史をざっと振りかえってみましょう。

 まず最も有名な事例として、1930年に成立したスムート・ホーリー関税を挙げることができます。これは、多くの品目に対して大幅な関税の引き上げを行い、結果として平...

ジャンル 時事/オピニオン
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