注目:36歳のベテランサウスポー翁長が地元・沖縄で4年5ヶ月ぶりの王座挑戦となる。2012年3月に帝里木下(千里馬神戸)に敗れて以来、10連勝中の翁長。年齢的にもこれがラストチャンスとなるだろう。ここまで慎重な試合運びを見せてきたが、チャレンジャーらしく積極的な攻撃で悲願のベルト獲得を目指してほしい。これが初防衛戦のレネ・ダッケル(比国)は24戦17勝(6KO)6敗1分。これまで日本のリングに4度上がり、1勝(1KO)2敗1分け。

試合:2014年度新人王ライトフライ級西軍代表の荻堂が4連勝の勢いで世界ランカーに挑む冒険マッチ。かつてスパーリングパートナーとして拳を交えたというガレロは15戦14勝(7KO)1敗。唯一の敗戦は昨年2月にタイでWBC世界ミニマム級王者、ワンヘン・ミナヨーティンに挑戦して判定で敗れた。ワンヘン以降、3連勝を飾り沖縄に乗り込んでくる。荻堂は冷静な試合運びでポイントを稼ぎたい。