注目:高山樹延(角海老宝石)の返上により争われることになった日本ウェルター級王座決定戦。プロ14年目、29戦目にして初のタイトル挑戦となる同級1位・大川とこれが2度目のアタックになる同級3位・新藤。身長差14cm、さらに新藤はサウスポーと大川にとって決して組みやすい相手ではないが、持ち前のスピードと老獪なテクニックでポイントを稼ぎたい。新藤としては中盤以降の集中力の維持が勝利への鍵となる。

注目:7月に敗戦して以来の再起戦となる鈴木が元世界王者でWBC世界7位に位置する強豪ハロに挑む冒険マッチ。昨年、10月に大阪で川口勝太を相手にKOで返り討ちにしたハロの力は健在。鈴木としては”ドツキ合い”をしては分が悪い。スタミナに難のあるハロに丁寧なボクシングを心掛け、。焦りを誘いたい。立ち上がりの鈴木の出方に注目。前日計量でハロは失格。