アルバレスは昨年9月にフロイド・メイウェザー(米)に敗れてWBA、WBC世界スーパーウェルター級王座を失っており、これが再起戦となる。今年は3月8日、7月26日、11月22日の3度、リングに上がることでGBPおよびショータイムと契約が交わされている。試合はいずれもショータイムがペイ・パー・ビュー(PPV=有料視聴)で生中継することになっている。その第一弾がアングロを相手にしての再起戦。元WBO世界スーパーウェルター級暫定王者のアングロは25戦22勝(18KO)3敗。「ペロ」(番犬)の異名を持つ強打者だけに、スリリングな打撃戦が期待できそうだ。なお、ウェルター級のWBC王座とスーパーウェルター級のWBA、WBC王座を保持しているメイウェザーがスーパーウェルター級王座を返上した場合は、アルバレス対アングロ戦が同級のWBC王座決定戦になる可能性も浮上している。

WBC世界バンタム級王者の山中慎介(帝拳)が階級をあげてでも対戦する「価値のある相手」と認めているサンタ•クルスがセミ級で登場。

昨年、メイウェザー対アルバレスの前座でイシェ•スミス(米)からタイトルを奪取したモリナが初防衛戦に臨む。

ラスベガスの地で世界ライト級戦線の生き残りを賭けたサバイバル戦としてリナレスと荒川が激突。