注目:『天才児VS無敗挑戦者』WBC世界スーパーフェザー級王者"Genius"粟生隆寛(帝拳)のV2戦。初防衛戦となったウンベルト・グティエレス(メキシコ)との一戦では、巧みなボディ攻撃で挑戦者を4回KOでキャンバスに沈め、王者・粟生は力強さをアピールした。そして2度目の防衛戦、29勝(14KO)1分と無敗を誇る"イタリアの伊達男"デビス・ボスキエロを迎え撃つ。これから安定政権を築き"世界の粟生"として海外進出を狙う上で、ボスキエロ戦では更に洗練されたボクシングに注目したい。的確なリードと右ボディで足を止め、強烈な左ストレートを打ち込むみ、挑戦者を粉砕する場面に期待が懸かる。対する挑戦者ボスキエロは、IBFユース・スパーフェザー級王座、WBAインター・スーパーフェザー級王座獲得経験を持つ、現イタリア・スーパーフェザー級王者。堅いブロックから圧力を掛け、強い気持ちを前面に押し出すボクシングで世界初挑戦のチャンスを掴んだ。しかしスピード・テクニックで上回る王者・粟生が、挑戦者ボスキエロの玉砕覚悟のアタックに注意し、果たして何ラウンドで初黒星を押し付けるのか…。

注目:『KO決着必至!』
世界王者指名試合挑戦者決定戦の予定が、急遽、世界王座決定戦となったこの試合。日本のリングを沸かせ続けてきた山中の真価が問われる大一番。
8戦連続KO中の山中に対し、24勝のうち18勝がKO勝ちというエスキベル。KO決着が予想されるこの試合は、序盤から目が離せない。