注目:"世界への最終関門!"本来であれば、佐藤が東洋王者・赤穂に挑み、「スーパーフライ級アジア最強決定戦」が行われる予定であった。しかし赤穂の右手薬指の負傷により試合は中止となり急遽、佐藤の日本王座防衛戦に変更された。佐藤はモチベーションが心配されるも、"自分の良いところは切り替えの早いこと"と語り、既に気持ちは防衛戦に切り替わっている。対する挑戦者・石崎は今年4月、フライ級からスーパーフライ級に転向し、いきなりチャンスが舞い込んだ。石崎はアマチュア経験は豊富だが、プロとしての実績・経験では佐藤が大きく引き離す。王者としては距離とスピードを活かし、試合内容・勝ち方を見せつけ、次は「世界挑戦」だとアピールしたい。

注目:"剛打を打ち抜くか!?"今年4月、日本&東洋太平洋ウェルター級2冠を奪取した渡部の東洋初防衛戦。韓国同級王者・梁正勲は指名挑戦者であり、直近2試合で韓国同級王座獲得し、初防衛と勢いにのっての来日。しかし戦績では6勝(2KO)2敗と、いささか東洋王座に挑むには、物足りないキャリアである。渡部は2冠を奪取した試合同様、その剛打で挑戦者を早いラウンドで打ち砕き、満天下に実力を示す戦いに期待したい。