斎藤工「号泣してしまいました」現場でのエピソード語る<家族のレシピ>


【斎藤工/モデルプレス=2月2日】俳優の斎藤工が2日、都内で行われた映画「家族のレシピ」(3月9日公開)の食事会&トークショーに、共演のジネット・アウ、主題歌を担当したシシド・カフカ、メガホンをとったエリック・クー監督とともに出席した。

斎藤工 (C)モデルプレス
斎藤工 (C)モデルプレス
◆斎藤工、普段料理はする?

ジネット・アウ、斎藤工、エリック・クー、シシド・カフカ (C)モデルプレス
ジネット・アウ、斎藤工、エリック・クー、シシド・カフカ (C)モデルプレス
本作は、日本のラーメンとシンガポールのバクテー(肉骨茶)、両国ソウルフードの“美味しい”がつなぐ家族愛を描いた感動作。斎藤演じる主人公が、父親の死をきっかけに幼いときに亡くした母の地元・シンガポールに旅立ち、1度はバラバラになってしまった家族の絆を取り戻すために奔走する。

斎藤工 (C)モデルプレス
斎藤工 (C)モデルプレス
群馬県高崎市とシンガポールの2箇所で撮影し、各国のスタッフ・キャストが入り混じっての撮影だったそうで、撮影現場はどんな雰囲気だったか尋ねたれた斎藤は「日本映画の1つの強みが地域映画というか、地域の方たちに協力していただきながら映画を作ることと、国際交流合作というものが見事に融合した現場でした」と明かし、「もちろん、言葉ですべて通じ合える瞬間だけじゃなかったんですけど、共通の方向に向かったということで、ものすごく仲間というか、家族を見つけるような時間でしたね。エリックはじめ、僕は物語のようにこんな出会いが大人になってからあるんだって思いましたね」と感慨深げに語った。

◆斎藤工&シシド・カフカの“○○な味”

シシド・カフカ (C)モデルプレス
シシド・カフカ (C)モデルプレス
さらに今回、登壇者それぞれが1番慣れ親しんだ大好きな家族の味を“○○家の味”として紹介し、そのレシピを元に再現したメニューが登場。メキシコの家庭料理“ケサディア”を紹介したシシドは「私メキシコ生まれなんですね。家族でメキシコで過ごしていたこともあって、メキシコからレシピを持って帰って、ずっと実家にいたころは、朝食としてよく出してくれていました」と回顧し、「日本にあるチーズはメキシコとちょっと違うので、朝食に合うようにと母がアレンジメントを加えてくれたりしたので、家族のレシピになっていると思います」と説明。

斎藤工 (C)モデルプレス
斎藤工 (C)モデルプレス
続けて、自身の家族の味を聞かれた斎藤は「映画の中で最終日なんですけど、エリックが監督という立場で大変なはずなのに、チキンスープを作ってきてくれたんですよ。煮込む時間だったり、彼が作るための時間もスープとともに味わったら号泣してしまいました」と打ち明け、「この物語自体が食を通じて国境を超えていくんですけど、実際そういう温かさで僕をはじめ日本人キャスト・スタッフを迎え入れてくれたエリックはじめシンガポールチームに感謝の涙みたいなものが止まらなくて、しかも本当に美味しくて、あのスープの味は忘れられないですね。大げさではなく家族を見つけた味ですね」としみじみと語った。(modelpress編集部)



【Not Sponsored 記事】

スゴ得限定コンテンツ

動画コンテンツ

マイページに追加