【吉田麻也・長谷部誠／モデルプレス＝7月4日】サッカー・ワールドカップ（W杯）ロシア大会の決勝トーナメント1回戦で、激闘の末ベルギーに破れた日本代表。3日にはキャプテンとしてチームを牽引したMF・長谷部誠選手（34）が代表引退を表明した。これを受け、インタビューを受けたDF・吉田麻也選手（29）が長谷部選手への思いを明かし、涙を流したことが反響を集めている。

◆吉田麻也、長谷部誠の代表引退に涙

約7年半にわたり日本代表としてともにプレーしてきた吉田選手は「本当に素晴らしいキャプテンで、彼ほどチームのことを考えて行動できる人間はいないんじゃないかなと、僕が一緒にやってきた7年半見てきて本当に思います」と長谷部選手を称賛。

実直なキャラクターで知られる長谷部選手について、「口うるさくて自分のルールが非常にたくさんあって。世間では非常に真面目なキャラで通っていますけど、実際は本当に頑固で一緒に仕事すると面倒くさいなと思うところもたくさんありましたけど、それでも…」と親愛を込めて語ったところで涙をこらえきれず沈黙。

ため息をついて天を仰いだが、涙はとめどなく溢れ、「長く一緒にやってきたので彼から学ぶことはたくさんあったし、彼だけじゃなくて一緒に長くやってきた選手たちが僕より年齢が上の選手たちと一緒にやれるのはおそらくこの大会が最後になると思っていたので、最後に皆でなにか成し遂げたかったなとは本当に思います」と目を真っ赤にして悔しさをにじませた。

◆「吉田麻也にもらい泣き」感動の声広がる

長谷部選手だけでなく、MF・本田圭佑選手（32）も今大会を自身にとって「最後のW杯」と発言しており、日本代表に世代交代の波が訪れている。

ネット上では「吉田麻也にもらい泣き」「長谷部キャプテンが愛されてる事が伝わってきた」「こうやって下の世代に思いが受け継がれていくんだね」「朝から泣かされた」など感動の声が広がっている。（modelpress編集部）

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