佐藤健・有村架純・二階堂ふみ・菅田将暉・岡田将生「想像を絶する」就活に挑む


【佐藤健・有村架純・二階堂ふみ・菅田将暉・岡田将生/モデルプレス=3月11日】俳優の佐藤健・有村架純・二階堂ふみ・菅田将暉・岡田将生らが、映画「何者」(10月15日公開)に出演することが11日明かされた。同作は、平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞した朝井リョウ氏の同名小説が原作。就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生を描く。
映画「何者」の出演者発表(左上から時計まわりに)有村架純、佐藤健、二階堂ふみ、山田孝之、菅田将暉、岡田将生(C)2016映画「何者」製作委員会 (C)2012 朝井リョウ/新潮社
映画「何者」の出演者発表(左上から時計まわりに)有村架純、佐藤健、二階堂ふみ、山田孝之、菅田将暉、岡田将生(C)2016映画「何者」製作委員会 (C)2012 朝井リョウ/新潮社
◆自分は「何者」なのか 就活で見直す

かつて演劇サークルで脚本を書いていた、人を分析するのが得意な拓人(佐藤)、天真爛漫で何も考えていないようで、着実に内定に近づいていく光太郎(菅田)、光太郎の元カノで拓人が思いを寄せ続ける、実直な性格の瑞月(有村)、人一倍「意識高い系」でありながら結果が出ず不安を募らせていく理香(二階堂)、社会の決めたルールには乗らないと宣言しながらも、焦りを隠せない隆良(岡田)の5人は、心情こそ違えども、就活の情報交換のため一つの部屋に集まった同じ22歳。企業に入れば「何者」かになれるのか、自分は「何者」になりたいのかという疑問を抱きながら就活を進めていく。

やがて、一緒に過ごすうちに、就活のやり方やスタンスに嫌悪感を覚えることもあり、徐々に人間関係が変化。さらに「内定者」が現れたとき、抑えられていた妬み・本音があらわになっていく。

◆キャストからコメントが到着

三浦大輔監督による入念なリハーサルを経てクランクインしたが、撮影当日もみっちりリハを繰り返しているようで、佐藤は「舞台稽古のような現場です。三浦監督のもと、キャスト一同三浦組の劇団員になったつもりで残りの撮影も全力を尽くしたいと思っております」と心境を告白。「想像を絶する群像劇。想像を絶するギターボーカル。想像を絶する就職活動」と絶することばかりだった菅田は、「現場では毎日、佐藤健くんがニヤニヤしています。これは何かありますね(笑)。何だか面白くなりそうな予感があります。予感で終わらせないように、ビシッとかましてやります!」と、「確実にいいキャラクターになる自信があります」と胸を張る岡田は「作品のいいスパイスになれるよう頑張っていきたいと思います」とそれぞれ気合充分にコメントした。

また、撮影開始を前に行った企業での就職活動体験を振り返り、「エントリーシートの記入や、面接官との質疑応答など、味わったことのない空気の中、周りの友達はこのような経験を経て社会に出るのだと改めて感じると共に、自分自身がどうあるべきかを考えさせられました」と語った有村。二階堂は「同じ世代間で感じる社会との距離や自分との向き合い、様々な感情が渦巻く『何者』。面白い作品にできたらと思います」と期待を寄せた。

映画「何者」相関図(C)2016映画「何者」製作委員会 (C)2012 朝井リョウ/新潮社
映画「何者」相関図(C)2016映画「何者」製作委員会 (C)2012 朝井リョウ/新潮社
◆山田孝之も出演「ヒット作の匂いがした」

また、拓人のサークルOB・サワ先輩役として出演する山田孝之は「噂には聞いていましたが、現場ではなかなかOKが出ず、何度も何度も最善を目指しテイクを重ねています」と一筋縄ではいかない撮影に苦戦しているようだが、「芝居を細部まで突き詰めさせてもらえるチャンスだと思い、必死について行っています」と告白。三浦監督との共演を望んでいたため「今回お声掛け頂いてとても嬉しく思っています」と語ったが、「実際はスターキャストが集まっていてヒット作の匂いがしたので便乗したと言うのが事実です」と本音も打ち明けた。(modelpress編集部)

■佐藤健コメント
クランクイン前に何日間かキャスト全員が集まってリハーサルをやらせていただきました。にも関わらず撮影当日もまた鬼のようにリハを繰り返す、舞台稽古のような現場です。三浦監督のもと、キャスト一同三浦組の劇団員になったつもりで残りの撮影も全力を尽くしたいと思っております。この一筋縄ではいかない原作を、この一筋縄ではいかないキャスト、スタッフのみなさんと映画化できることを嬉しく思います。さて、どんな映画が出来上がるのでしょうか。ご期待ください。

■有村架純コメント
この度、映画『何者』に出演させていただくことになり、役作りのための経験として就職活動の体験をさせていただきました。エントリーシートの記入や、面接官との質疑応答など、味わったことのない空気の中、周りの友達はこのような経験を経て社会に出るのだと改めて感じると共に、自分自身がどうあるべきかを考えさせられました。就活生5人、同じ舞台でお芝居をすることが楽しみですし、たくさん刺激を受け、たくさん吸収したいと思います。とてもおもしろい作品になりそうだとワクワクしています。皆さんと精一杯頑張ります。

■二階堂ふみコメント
同じ世代間で感じる社会との距離や自分との向き合い、様々な感情が渦巻く『何者』。面白い作品にできたらと思います。三浦組、とても楽しみです!

■菅田将暉コメント
想像を絶する群像劇。想像を絶するギターボーカル。想像を絶する就職活動。絶しまくりのスタートでしたが、
神谷光太郎の『まっすぐさ』を武器に、今、凄くワクワクしています。現場では毎日、佐藤健くんがニヤニヤしています。これは何かありますね(笑)何だか面白くなりそうな予感があります。予感で終わらせないように、ビシッとかましてやります!

■岡田将生コメント
宮本隆良。なかなかの曲者です。この曲者を三浦監督とどう創っていくか。 撮影は始まっていますが、確実にいいキャラクターになる自信があります。この作品のいいスパイスになれるよう頑張っていきたいと思います。

■山田孝之コメント
以前から三浦監督とはお仕事をしたいと思っていたので、今回お声掛け頂いてとても嬉しく思っています。噂には聞いていましたが、現場ではなかなかOKが出ず、何度も何度も最善を目指しテイクを重ねていますが、芝居を細部まで突き詰めさせてもらえるチャンスだと思い、必死について行っています。と、言いたいところですが実際はスターキャストが集まっていてヒット作の匂いがしたので便乗したと言うのが事実です。

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