石井杏奈、初共演・間宮祥太朗との撮影裏話 見つめ合う2ショット初解禁<破戒>


【モデルプレス=2022/07/04】俳優・間宮祥太朗が主演を務める映画『破戒』(8日公開)で、ヒロインを演じる女優・石井杏奈が間宮らについて語ったインタビュー映像&コメントが到着。新たな場面写真も解禁された。

石井杏奈、間宮祥太朗/「破戒」場面写真(C)全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
石井杏奈、間宮祥太朗/「破戒」場面写真(C)全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
◆間宮祥太朗主演「破戒」

石井杏奈/「破戒」場面写真(C)全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
石井杏奈/「破戒」場面写真(C)全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
1948年・木下恵介監督、1962年・市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた島崎藤村・不朽の名作『破戒」。60年の時を経て、往年の名作が再び映画化される。

主人公・丑松を気迫溢れる様子で演じ上げたのは、近年、映画『東京リベンジャーズ』やドラマ『ファイトソング』(TBSテレビ)、『ナンバMG5』(フジテレビ)に出演するなど、多彩な活躍が目覚ましい若手俳優・間宮。自らの出自に苦悩し、そして最後にはある告白をする難役に気迫の演技で挑み、観る者を惹きつける。

石井杏奈/「破戒」場面写真(C)全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
石井杏奈/「破戒」場面写真(C)全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
相手役・志保を演じるのは若手女優の中でも演技への評価が特に高い石井。丑松に恋心を寄せつつも、なかなか思いを告げられない慎ましい女性を演じる。悩める丑松を支える親友・銀之助役に、出演作のオファーが相次ぐ若手俳優・矢本悠馬。さらに、眞島秀和、高橋和也、竹中直人、本田博太郎、田中要次、石橋蓮司、大東駿介、小林綾子など日本映画界を代表する名優たちが顔を揃える。

脚本は『クライマーズ・ハイ』『孤高のメス』『ふしぎな岬の物語』で数々の受賞歴を誇る巨匠・加藤正人と『バトル・ロワイアルII鎮魂歌』の木田紀生が担当。監督は『発熱天使』や『みみをすます』の前田和男が務める。

◆石井杏奈、間宮祥太朗との撮影裏話&2ショット場面写真も初解禁

石井杏奈/「破戒」場面写真(C)全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
石井杏奈/「破戒」場面写真(C)全国水平社創立100周年記念映画製作委員会
今回解禁された場面写真では、下宿先で奉公する姿のほか、間宮がインタビューで「セリフではない目線だけのやり取りでしたけど、言葉以上に語りかけてくることが多くて印象に強く残りました」と語った見つめ合うふたりのショットも初解禁となっている。

さらに石井は、間宮との共演を振り返り、「初めて間宮さんとお会いしました。ずっと京都で撮影していて、京都での間宮さんしか知らないので、私の中では『間宮さんは丑松さんだ』と思いながらオンの時もオフの時も接していました」と撮影裏話を明かした。(modelpress編集部)

◆石井杏奈インタビュー全文

― 志保役を演じていかがでしたか?

志保の控えめだけど、芯の強さや、負けん気のあるところは演じていて楽しかったです。丑松さんに恋をしていくシーンも、勇気を振り絞って一歩踏み出す志保が見えるので、演じていてやり甲斐のある役でした。

― 間宮祥太朗さんと共演していかがでしたか?

初めて間宮さんとお会いしました。ずっと京都で撮影していて、京都での間宮さんしか知らないので、私の中では「間宮さんは丑松さんだ」と思いながらオンの時もオフの時も接していました。

― 竹中直人さんとの共演は?

竹中さんが落語をするシーンがあるのですが、みんな拍手喝采するくらいの上手さで、度肝を抜かれました。直接竹中さんとお会いできて、お芝居を間近で見させていただいて、とても感動しました。

― 「破戒」のテーマについて教えてください。

明治時代の話ですが、現代に通じるものがたくさんあります。SNSが主流の世の中で、見えない差別がたくさんあって、傷つく人がたくさんいる現状でもあるので、この作品を通して同世代の方に人に思いやりを持って接することの素晴らしさを、自分のありのままで生きていく素晴らしさを伝えられたらいいなと思います。

― 観てほしいポイントは?

ひとつの物語の中で様々な人が成長していく作品でもありますし、悪い人すらも愛おしくなるような作品になっているので、この作品を観て多くの人に一歩進む勇気を与えられたらいいなと思います。

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