板垣瑞生&松井愛莉「ボタンが全然外れない…」胸キュンシーンでハプニング 理想の結婚も語る<「社内マリッジハニー」インタビュー>


【モデルプレス=2020/11/19】12日からスタートしているMBSドラマ特区枠「社内マリッジハニー」(毎週木曜、深夜0時59分~)でW主演を務める、俳優の板垣瑞生と女優の松井愛莉がモデルプレスのインタビューに応じた。1話放送直後から、「キュンキュンする」と話題の同作で夫婦役を演じる2人に、今回は撮影秘話や異性の好きなタイプ、結婚観についてじっくり語ってもらった。

松井愛莉と板垣瑞生 (C)モデルプレス
松井愛莉と板垣瑞生 (C)モデルプレス
◆板垣&松井のW主演「社内マリッジハニー」

同作は、小学館「Cheese!」に連載中で、読者から多くの支持を集めている人気コミックス「社内マリッジハニー」(藤原えみ著)を実写化した胸キュンコメディ。

松井愛莉、板垣瑞生(C)「社内マリッジハニー」製作委員会・MBS(C)藤原えみ/小学館
松井愛莉、板垣瑞生(C)「社内マリッジハニー」製作委員会・MBS(C)藤原えみ/小学館
婚活アプリで出会った男女が、それぞれの悩みを抱え交際期間なしで結婚を決めるが、実は同じ会社に勤めている社員同士だったという予測不能の物語だ。ドSでツンデレな夫・三浦真夏役を板垣が、あざとくてかわいい妻・春田あみ役を松井が演じる。

◆板垣「妻が第一」、松井「男女の嫌われない境界線」を意識

― 今回は少女漫画が原作の作品ですが、それぞれ真夏とあみを演じる上で、特に意識した事はありますか?

板垣:僕は、「基本的にはあみが第一」だという事を意識しました。彼は、言動が全てあみに繋がっているんですよ。なぜかと言うと、真夏は社内ではそんなにSじゃないんです。

あみにだけ割とS気を出してくるので「なんでだろう」って僕なりに考えてみたら、あみの反応が面白くて、可愛いからだなって理解しました。自分の中でそう納得してからは、そんな真夏の気持ちみたいなものを僕は1番大事にしていました、彼女ありきの自分だなーと実感する事が出来たんです。

板垣瑞生 (C)モデルプレス
板垣瑞生 (C)モデルプレス
他には、Sになりすぎると冷たい印象になってしまうので、少し可愛くふるまえる様に、そこもあみに引っ張られていくといいのかなと思って意識して演じていました。

コメディなので、かっこいいだけじゃなく、男の人でも可愛い所があったらいいかなと。そうじゃないと一緒にふざけられないし、そういう塩梅をうまく調整しつつ、「こんな旦那さんがいたら面白いかな」って思いながら演じていきました。

松井:私は、とにかくどうあざとく演じるかっていう事をずっと考えていました。1つ1つの語尾だったりを意識して、話し方などは普段よりちょっと声のトーンを高めにして話したりしていました。

私は普段の声が割と低めなので、どうやったらあざとく見えるのかを研究して、しゃべり方は常に意識していましたね。

松井愛莉 (C)モデルプレス
松井愛莉 (C)モデルプレス
あとは、“女子からも嫌われないあざとさ”というのも心掛けていました。男女の嫌われない境界線と言いますか…あざとくしすぎると、女性を嫌な気持ちにさせちゃう気がして。ちゃんとうまく出来たかは分からないですけど、女子からも男子からも共感されるあざとさになっていれば良いなと願っています。

◆撮影秘話「ボタンが全然外れない…」

― 今回の撮影中に苦労した話や、ハプニングなどがあればお聞かせください。

板垣:そう言えば、ボタンが全然外れないとかあったよね。

松井:あったね!

板垣:2人のシーンで、自分でボタンを外す場面があるんですが全然外れなくて。白シャツのボタンを片手で外すシーンだったのですが、なぜか全く出来なかったんです(笑)。

松井:だいぶ苦戦してたよね。

板垣:苦戦した!ボタン外すのが意外と難しくて。2人のシーンで僕がミスしたので、キスシーンも撮り直す事になりました(笑)。

― ボタンのシーンはキスシーンと同じ場面ですか?

板垣:はい。キスをして、シャツのボタンを外していくシーンなのですが、なぜかうまく外れなくて(笑)。僕は途中でもう「このままボタン外れなくてもいいかな」って思ってきて…。

松井:ふざけないで(笑)。

板垣:ははは(笑)っていうのは冗談ですけど、そういう所でちょっと迷惑かけちゃったなって思っています。なかなかテンパりましたしね「え!?外れないんだけど!」って(笑)。片手でボタンを外すってなかなか難しいんだなって実感しました。まぁ、ちゃんと両手を使えよって話なんですけどね(笑)。

― 片手で外すという指示があったのですか?

板垣:いえ、片手で外すしかなかったんです。

松井:体勢的にね。

板垣:離れちゃうと、「この人、めっちゃシャツに集中してんじゃん」って思われそうでダサいなと思ったので、難しい体勢でしたが片手で外せるように頑張りました(笑)。

松井:キャラ的に、真夏はイケメンの役柄なのでね(笑)。私は最初の方は、やっぱり“あざとい”に苦戦しました。「もっとあざとくして」っていう要望があって、「私の考えるあざといは、もういっぱいいっぱいなのにな…」と思いながらやっていました。

でも、撮影を進めていくうちに色々アイデアが浮かんできちゃって、「こうしたらあざとく見えるのかな」って考えついたものをやったり、ちょっとピョンピョン跳ねてみたりとか、くねくねまではいかなくても首をかなりかしげてみるとかをやってみました(笑)。

板垣:くねくねもしてたよ。

松井:してた?してたか(笑)。

― 松井さんは“あざとい”というイメージより、明るい元気なイメージがあったので、今回のあみ役がとても楽しみです。

板垣:めちゃくちゃ面白いですよ!笑えると思います。

松井:ねぇ!(笑)

板垣:いいじゃん、笑えた方が(笑)。真剣にかわいい~って言われるよりは、笑えてもらえた方が嬉しいタイプでしょ?

松井:確かにそうだね(笑)。

松井愛莉と板垣瑞生 (C)モデルプレス
松井愛莉と板垣瑞生 (C)モデルプレス
― 撮影中の、共演者の方とのエピソードはありますか?

板垣:撮影終わりのプライベートに、押田(岳)くんと一緒に餃子を食べに行きました!もともと押田くんとは「オオカミくんには騙されない」(ABEMA)という作品で僕がつい先日スタジオゲストで拝見させて頂いていたので。今回楽しみにしていて「やっと共演出来る」と思って2人でご飯を食べに行きました。他にもDa-iCEの和田颯くんに誕生日プレゼントとかを頂いたり…松井さんからも誕生日プレゼントを頂きました!すっごい高いグラスを…(笑)。

松井:そんな高くないんだよ(笑)。

板垣:あの有名なやつです(笑)。ちょうど僕が20歳になるタイミングだったので、色んな方に祝ってもらえて嬉しかったです。

松井:私はみんなと和気あいあいとしています。今回、結構みんなと仲良くなれた気がして、嬉しいなって思っていて。

板垣:いつもあんな感じじゃないの?

松井:あんな感じだけど、私すごく人見知りするタイプだから。相手が話してくれたら、私も話せるんですけど自分からはなかなか行けなくて。自分からコミュニケーションが取れなくて、いつも話しかけてくれるのを待っているタイプなので、今回はその点に関してはとてもありがたかったなって思っています。

今は、こんな短期間でギュっと(撮影を)していたから、こんな仲良くなれたんだなって実感しています。現場では特に、女子のみんなと深い話をたくさんしました!女子トークを繰り広げて、ずっと恋バナをしてましたね。みんなの話を聞いたり、私の話も聞いてもらったりとかして。

板垣:え、どんな話したの?

松井:それは内緒だよ~(笑)。他には、和田くんとか岳くんとかとも話しました。

― 現場では、みなさんでどういう話をされるのですか?

板垣:“オオカミくん”の話とかをしていましたね。

松井:そう、私は“オオカミくん”について気になったことを聞いたりしました。あれってどうなっているの?って(笑)。

板垣:何を話したかな…内容がある話はしてないけど、終始和気あいあいとした感じでしたね。

◆2人の“理想のタイプ”と“結婚願望”

― 今回のドラマでは夫婦役を演じられていますが、お互いの役の性格はご自身の好きなタイプに当てはまりますか?

松井:うーん…どうだろう。私はドSな方よりも、ある程度Sな方であればいいかなぁと思います。

板垣:へぇ~。

松井:わかんないけど(笑)。相手がS過ぎても心が折れちゃいそうなので、異性には両方持ち合わせていてほしいです(笑)。でもドラマの中の真夏という役は、あみにも徐々にデレてきてくれるから、そういう人はすごく良いなと思います。

― では、Sではなく、ツンデレな男性はどうですか?

松井:あ、ツンデレは大歓迎です!(笑)

板垣:どっちかというと、真夏もSと言うより、ツンデレだよね。

板垣瑞生(C)「社内マリッジハニー」製作委員会・MBS(C)藤原えみ/小学館
板垣瑞生(C)「社内マリッジハニー」製作委員会・MBS(C)藤原えみ/小学館
松井:そうだね。最初Sだけど、後からデレが出てくる感じです。男性のツンデレは好きですね、可愛い~って思っちゃう(笑)。気が弱い人よりかは、多分ツンデレな方が好きなんじゃないかなと自分で思います。でも、SもMも両方持ち合わせているのがやっぱり1番ですかね~(笑)。

― 板垣さんは“あざと可愛い女子”はどう思いますか?

板垣:難しいですけど…ドラマの中であみがやるあざとい仕草とかは、超~可愛いですよ!(笑)僕は、やっぱり女性は笑っている顔が1番素敵だなと思うのであざといと言うよりかは、いつも笑顔な女性が良いかなと思います。一緒にいる時、神妙な面持ちの顔をされても「ど、どうしよ」って困っちゃいますし(笑)。それよりかは普段から笑顔で、和気あいあいとしてくれている人の方が素敵だな~って思います。

― 俗にいうぶりっ子なタイプもOKでしょうか。

板垣:今回のドラマでもそういうシーンは結構出てきますが、わざとらしい所をすり減らしていけば大丈夫です(笑)。

松井愛莉、板垣瑞生(C)「社内マリッジハニー」製作委員会・MBS(C)藤原えみ/小学館
松井愛莉、板垣瑞生(C)「社内マリッジハニー」製作委員会・MBS(C)藤原えみ/小学館
尖った所を、僕がやすりでサーっときれいにしてあげられればいいなと思うので。今回はドラマだからちょっと仕草も誇張している部分がありますが、あれが日常で自然にできるなら良いと思います。

― 今回、夫婦役との事ですが、お2人は結婚願望などありますか?

板垣・松井:あります。

板垣:僕はきょうだいをつくってあげたいなと思うので子どもは2人、3人ほしいです。まだ20歳になったばかりですが(笑)。

結婚をしたい理由は特に無いのですが、結婚についてあまり迷いたくなくて。するかしないで決めるなら、良い人がいるなら早くしてもいいのかなとは思います。

板垣瑞生、松井愛莉(C)「社内マリッジハニー」製作委員会・MBS(C)藤原えみ/小学館
板垣瑞生、松井愛莉(C)「社内マリッジハニー」製作委員会・MBS(C)藤原えみ/小学館
あと、大きい一軒家に住みたいですね!朝ご飯を家族みんなで食べられたらいいなと思います。そんな素敵な家庭が作れたら、それだけで良いですよね。

松井:私も結婚は早いうちにしたいです。子どもが大好きで、子どもが欲しいっていう願望が何より強いので、良い人がいれば早いうちに結婚できればいいなって思っています。

子どもに関しては、自分も姉弟がいて、家族が多くて楽しいなと思っているので、きょうだいはつくってあげたいなって思いますね。子どもは、少なくても2人は欲しいです。

― 男の子か、女の子、どちらを授かりたいか希望はありますか?

松井:授かりものなので、なんとも言えないのですが…決められるなら決めたいですよね(笑)。でもやっぱり、男の子も女の子も欲しいなって思っちゃいます。でも、男男男男で何人も続いちゃったらきっと女の子は諦めます(笑)。

板垣:男ばっかりも面白そうだけどね(笑)。

◆これからの目標とメッセージ

― 今後、挑戦したい役や、やってみたいジャンルなどはありますか?

板垣:僕は役に対しての願望は特にはなくて、その代わり気持ちが熱い人と仕事したいなって思っています。役として言うなら、今回はこういうコメディをやらせて頂いたので、次は逆にナチュラルな感じの役をやりたいなと思います。

シリアスな話とかも楽しそうですよね。僕は、元々シリアスな役も多かったので、20歳超えて久々にそういう役をやったらどうなんだろうって気になります。もちろん恋愛系もやってみたいのですが、10代のピュアさで出来たシリアスな役を、今の20代になってやってみたらどうなるんだろうって。

松井:私もどちらかというと、ダークサイドの役を演じてみたいです。見た目からか今まで明るい役が多かったので、影のある役っていうものをした事がなかったんです。もし出来るなら、殺人鬼とか挑戦してみたいと思います(笑)。

板垣:その笑顔で殺人鬼やったらすごく面白いね(笑)。

松井:殺人鬼だけじゃなくても、暗い役も演じてみたい。

板垣:やったことないの?

松井:そんなに無いかな、やっぱり明るい役の方が多いかもね。

― 最後に、モデルプレス読者に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

板垣:夢をかなえる秘訣は、僕も教えてほしい(笑)。

松井:誰でも教えてほしいよ、みんな知りたいよね(笑)。

板垣:そうだな~、分析するのは大事だと思います。夢に向かって、気持ちで頑張るのは大前提だとは思うんですけど、叶えたい夢があるならその道筋を理解しておくのも大事な事なのかなと思います。

医者になりたいって思うなら、医学部行って、勉強して医師免許取ったりするじゃないですか。それぞれの仕事によってルーツや仕組みがあると思うので、そこをちゃんと理解して、楽しんで進んでいけたらいいのではないかなと思います。

松井愛莉と板垣瑞生 (C)モデルプレス
松井愛莉と板垣瑞生 (C)モデルプレス
「なりたい!」って言う“気持ちの上での熱さ”と、それを実行に移す為に“頭で考える冷静さ”っていうのは夢を実現させる上で、大事な要素かなと。夢を叶えたいという気持ちを忘れずに、童心のままやるべき事に取り組んでいけたら素敵な人になれるんじゃないかなと思います。

松井:私は…えー何だろう…。

板垣:笑顔があれば大丈夫!とか?(笑)

松井:笑顔があれば突き通せる!って?(笑)何だろう…私はいつも言っているのは、やっぱり諦めない心と図太さと、何でもやってみるっていうチャレンジ精神は大事かなって思っています。

夢がある方は良いですけど、夢がない方もいると思うので、少しでも気になる事があればそれに挑戦してみてほしいですね。やってみれば「この仕事面白いな」って思う事があるかもしれないですし、「ちょっとでも行動してみよう」って思う気持ちはとても大事かなって思っています。

実際、動いてみないと、自分の気持ちがそこでどう動くかなんてわからないですしね。夢に向かって頑張っている方はそのまま諦めずに図太く、まだ夢が分からないって方も、そんなに焦らずに、ゆっくり自分の夢を見つけて叶えていってほしいなと思います。

板垣瑞生と松井愛莉 (C)モデルプレス
板垣瑞生と松井愛莉 (C)モデルプレス
― ありがとうございました。(modelpress編集部)

◆ドラマ特区『社内マリッジハニー』放送日

松井愛莉、板垣瑞生(C)「社内マリッジハニー」製作委員会・MBS(C)藤原えみ/小学館
松井愛莉、板垣瑞生(C)「社内マリッジハニー」製作委員会・MBS(C)藤原えみ/小学館
<放送>
MBS 毎週木曜、深夜0時59分~ 放送中
テレビ神奈川 毎週木曜、よる11時00分~ 放送中
チバテレ 毎週金曜、深夜0時00分~ 放送中
テレ玉 毎週水曜、深夜0時00分〜 放送中
とちテレ 11/19より毎週木曜、よる10時30分~
群馬テレビ 11/19より毎週木曜、よる11時30分~

<ドラマ公式SNS>
Twitter
https://twitter.com/marihani_drama/
Instagram
https://instagram.com/marihani_drama/

◆板垣瑞生(いたがき・みずき)プロフィール

生年月日:2000年10月25日
出身地:東京都
血液型:A型
特技:乗馬、殺陣、サッカー(5歳から)、水泳(1歳~8年間)、マラソン
趣味:映画鑑賞、ゲーム、読書

幼少期にスカウトされ芸能界入り。映画「ソロモンの偽証」(2015年)で謎の美少年・神原和彦役を演じ注目を浴びる。同年に日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞し、その後NHKの大河ドラマなどにも出演。近年では、映画「初恋ロスタイム」(2019年)で初主演を果たすと、日本テレビ系「貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-」(2019年)、NHK連続テレビ小説「エール」(2020年)など数々のドラマにも出演を果たした。同作は板垣の連続ドラマ初主演作品となる。

◆松井愛莉(まつい・あいり)プロフィール

生年月日:1996年12月26日
出身地:福島県
血液型:O型
特技:スポーツ
趣味:ショッピング 身体を動かすこと

「第13回ニコラモデルオーディション」(2009年)でグランプリを受賞し芸能界入り。その後、モデル・女優・バラエティと幅広く活躍。TBS系「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(2016年)、テレビ朝日系「オトナ高校」(2017年)、テレビ朝日系「僕の初恋を君に捧ぐ」(2019年)、フジテレビ系「グッド・ドクター」(2018年)、ABCテレビ「この男は人生最大の過ちです」(2020年)、映画「フォルトゥナの瞳」(2019年)など数々の作品に出演。2020年7月には篠原哲雄監督の映画「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」で初主演を務めた。

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