【書評】『近代を彫刻/超克( ちょうこく )する』小田原のどか著 「銅像破壊」変革の希求か

 美術のなかで、彫刻ほど芸術的評価と一般的認知度の差が激しいものはない。例えば、ニューヨークの「自由の女神」は知らぬ者がないほど有名だが、美術史に位置付けられることはほとんどない。それだけ彫刻は社会に息づいているということか。 本書は、そうした彫刻を「『思想的課題』として提示することを目論(もくろ)…

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