今回のイベントはジョシュア対モリナのほか、元五輪戦士のカリ・ヤファイ(英)がルイス・コンセプション(パナマ)に挑むWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ、さらに元WBA世界スーパーバンタム級王者スコット・クイッグ(英)の再起戦も組まれている。チケットの値段はVIP席が800ポンド(約10万3200円)のほか、500ポンド(約6万4500円)から最安価の40ポンド(約5160円)まで用意されているが、一日で1万7000枚がファンの手に渡ったという。マンチェスター・アリナーの収容能力は2万1000人といわれるが、当日は満員になることが確実視されている。12人の世界王者を擁して栄華を誇る英国ボクシング界は「飽和状態」という声もあるが、まだまだ好況が続きそうな気配だ。