見どころ:比嘉は、昨年の大晦日にWBO-AP王座奪取に成功。アッパーを交えた上下のコンビネーションでストロング小林佑樹(六島)を攻略し完全復活を印象付けた。約3年3ヶ月ぶりとなる地元沖縄のリングで世界王座返り咲きをアピールしたい。4戦目でタイトル初挑戦の西田は、昨年12月に大森将平(ウォズ)に判定勝ちしてランク入りを果たした。アマチュア仕込みのテクニシャンだが、打ち合いにいく勝負強さも持ち合わせている。ベルト獲りと同門で引退した小林の敵討ちを目指す。

見どころ:大湾は、昨年10月に強烈なボディブローから切れ味抜群の右ストレート、左右アッパーで約2年ぶりの復帰戦を勝利した。野木丈司トレーナーが課すハードトレーニングで着実に成長していている。強烈で多彩なコンビネーションを武器としている。岩屋は、昨年9月に静岡で木村蓮太朗(駿河男児)と対戦。敗れたしたが、気持ちの強さを見せた。しつこく前進して接近戦で勝機を見出したい。

見どころ:昨年12月に大阪で判定負けを喫した東は、これが再起戦となる。思い切りの良い右オーバーハンドから仕掛ける好戦的なタイプだ。六島ジム期待のホープ峯は、アマチュア63戦51勝(10KO)12敗を経てプロに転向しここまで3戦全勝(1KO)。2019年12月の試合では元OPBFフライ級王者のアーデン・ディアレ(フィリピン)に勝利した。敵地沖縄で存在感を示したいところだ。