注目:花形がこれまで世界戦で2度対戦し、いずれも引き分けた池山と決着をつけ、師匠の花形進会長(元WBA世界フライ王者)が成し遂げられなかった世界タイトル初防衛をはたすのか、それとも9月18日で50歳の誕生日を迎えるレジェンド池山が世界王座へ返り咲くのか――。女の意地が三度ぶつかる!

注目:前戦、王座返り咲きを果たした暫定王者の宮尾が正規王者との統一戦に臨む。宮尾は持ち前のスピードに加えて、パンチの精度が飛躍的にアップし攻撃の幅が広がった。拳を交えるアラルコンは思い切りの良い左フックと右のオーバーハンドが得意な好戦的なタイプでこれが2度目の来日となる。宮尾としては無理に打ち合いに付き合わず、アウトボクシングで着実にダメージを与え、後半に仕留めたいところだ。

注目:わずか3戦で2冠王者に就いたスピードスター松田の日本王座初防衛戦。松田は前回の鈴木菜々江(シュウ)との王座統一戦でスピードだけではなく、相手の土俵でも打ち勝つフィジカルの強さも証明した。守る立場での試合でどのような試合運びを見せるのか?挑戦者のモンブランはタイトル初挑戦。ジム初の王者誕生に闘志を燃やす。