注目:王者・家住3度目の防衛戦は指名挑戦。今回は宮崎の日本王座は懸けられず、東洋王座のみとなる。家住がここで宮崎を下せば、世界挑戦が現実味を帯びるだけに、世界進出の最終関門と言っても過言では無い。暫定、統一、初防衛と、家住は苦戦を強いられてきたが、その一戦一戦が家住を王者として成長させてきた。挑戦者・宮崎は2月に日本王座初防衛戦で滝沢と対戦。倒し倒されの戦いとなったが、滝沢の負傷により4Rドローで王座を死守。宮崎が日本・東洋2冠となれば、一躍世界への第一候補となる。果たして世界に飛び出すのは…。

注目:東洋女王・四ヶ所の初防衛戦。世界を狙いたい四ヶ所にとって、このベラーノ戦は勝ちが最優先される。アマチュア仕込みの洗練されたボクシングが、果たして何Rで挑戦者を打ち砕くのか。WBA女子フライ級はスージー・ケンティキアン(ドイツ)が保持し、WBC女子フライ級をシモーナ・ガラッシ(イタリア)が保持。共にドイツ・イタリアで国民的スターへと成長している両王者だけに、四ヶ所には険しい道程となるであろう。初防衛戦をクリアした四ヶ所が狙うターゲットは…。