注目:現在5連勝中と好調を維持する臼井がメインイベントに登場。約2年前に現役復帰してから実力者を相手に接戦を勝ち抜いてきた臼井。36歳になるが衰えは見られずパワフルな攻撃と勝負強さは健在だ。相手の松崎は内藤律樹(E&Jカシアス)との日本王座決定戦に敗れて以来、約2年10ヶ月ぶりのカンバックとなる。ブランクを作っていた間も練習は欠かさず行っており、天笠尚(山上)や同門の瀬藤幹人らとスパーリングで腕を磨いてきたという。久しぶりのリングとなるが、主戦場のスーパーフェザー級からひとつ下げた階級での試合が吉となるか?凶となるか?耐久力に不安を残すが、やりにくいボクシングが機能すると臼井を空転させることも考えられる。臼井がパワーで押し切り再びタイトル挑戦のチャンスを得ることが出来るのか。

注目:元日本スーパーフェザー級王者、金子のノンタイトル戦。昨年8月に仲村正男(渥美→引退)に敗れてから日本人を相手に3連勝。今年4戦目となる今回は9戦8勝(4KO)1敗のラートパカーンを迎える。金子としては格の違いを見せるためにも早い回でのノックアウトが求められる。