注目:"格の差を見せつけろ!" 王者・多田6度目の防衛戦。ここまで多田は、富樫直美とダブルタイトルマッチで拳を交え、WBA女子世界同級暫定王者達との統一戦を制し、WBA女子ミニマム級王座を輝かせてきた、日本女子ボクシング界の第一人者。挑戦者ノンマイは、WBC女子世界ライトフライ級暫定王者であったが、10年4月に正規王者・富樫との統一戦に敗れ、暫定王座から陥落。その後、WBC女子ミニマム級シルバー王座を獲得するなど、ノンマイは実績を積み重ねてきた。しかし王者・多田にとっては、"ライバル"富樫が勝利を奪っている相手だけに、持ち前のスピードとテクニックでノンマイを翻弄し、王者として"格の違い"を見せつけたい。

注目:"世界を懸けた再戦!" 今年5月、アナベル・オルティスを8回終了時TKOで下し、WBC女子世界ミニフライ級王座を奪取した"日本女子の旗手"藤岡の初防衛戦。アマ国内無敵の実力者は、プロ転向後も6戦全勝(4KO)と無敗を誇り、"藤岡菜穂子"の名前を世界に轟かす。対する挑戦者カニタは昨年9月、東洋太平洋女子初代ミニマム級王座を懸け藤岡と対峙するも、判定で黒星を喫している。その後、カニタは5連勝をマーク、直近の試合ではWBC女子ミニマム級シルバー王座を奪い、"打倒・藤岡"を心に期し、日本へ乗り込んでくる。世界王座を懸け再び拳を交える藤岡とカニタ、はたして勝利を掴むのは…。

注目:"初代女王の座を奪うのは!" WBAが新設した女子世界ライトミニマム級王座を懸け、日本と秦国"次世代の旗手"が激突する。アマラは昨年10月、安藤の同門で先輩・多田が保持する、WBA世界ミニマム級王座に挑むも、タイトル初挑戦は大差判定で敗れている。対する安藤は、デビュー戦・2戦目と黒星を喫するも、その後は着実に白星を重ね、7勝中4KOと女子としては非常に高いKO率を誇る。アマラは22歳、安藤は23歳と若く、これからの女子ボクシング界を牽引する"ライバル対決"第一章が幕を開ける!