注目:王者・細野のV3戦。2月、4月に続き、7月の高山戦は今年早くも3戦目。4月の防衛戦は3戦振りのTKOで防衛するも、日本王座復権後、今だ「バズーカ」は炸裂していない。王者・細野も"すっきりとKOで倒したい!"と語り、試合内容と同時に勝ち方にも意欲を見せる。自慢の強打を武器に圧力を掛け、「バズーカ」左ボディで挑戦者・高山の足を止め、豪快なKO劇で王座を守るのか。対する高山は、09年2月に李冽理と日本王座決定戦を戦うも、判定で涙。約2年半を経て、再び巡ってきたチャンスを活かせるのか。30戦のキャリアを誇る高山は19勝中4KOとKO率は低いが、足を使いジャブと独特のモーションから繰り出される左フックで試合を作り、自身のペースに引き込む。王者・細野が左ボディを突き刺すのか。挑戦者・高山が左フックでペースを握るのか。