注目:ランカー同士の激突。低い姿勢で圧力を掛ける麻生が熊野の懐に入り、左右ボディ・左右フックを打ち込むのか。それとも身長で上回る熊野が、体格差と打たれ強さを発揮し、左ボディ・右ストレートを打ち込むのか。接近での打ち合いから、どちらの圧力が上回るかに注目したい。

注目:ストレートの打ち合いが勝負のカギ。
日本王座挑戦まで、もう負けは許されない下川原。身長差11cmの有利を活かし、ジャブとワンツーで距離を置いて試合を組み立てられるか。
対するは、昨年12月に同級1位・斉藤幸伸丸(輪島S)に判定2-1で惜敗し、ランキングを落とした大川。前戦と同様に気持ちの強さを発揮し、下川原の懐に入っていけるのか。
両雄共にここが正念場。自分の距離で試合が出来るのはどっち?

注目:昨年、全日本フェザー級新人王を獲得した関の初戦。4ヶ月振りとなる試合で、新人王からどれだけ成長したのか。対する平山はワタナベジム移籍後の初戦。サウスポー関のトリッキーなボクシングに、平山はワンツーで切り崩すことが出来るのか。平山は倍以上の戦績を経験しているだけに、キャリア差を見せ、サウスポーを攻略したいところだ。