当初、5月29日(日本時間30日)にトリニダード・トバコで開催される予定であったWBA世界女子ミニマム級王座統一戦「正規王者・多田悦子(フチュール)VS暫定王者リア・ラムナリン(トリニダード・トバゴ)」の一戦は、ラムナリン陣営より開催日程に注文が付けられ、急遽統一戦の日程が変更される事態となった。多田の所属するフチュールジムによると、5月29日から4月24日(日本時間25日)に変更され、開催地は変わらずトリニダード・トバコで統一戦は行われる。
　敵地トリニダード・トバコに乗り込む正規王者・多田は、今回の統一戦が3度目の防衛戦。ここに来て女子ボクサーの海外防衛戦が活発になりつつある。WBC世界女子ライトフライ級王者・富樫直美(ワタナベ)は4月9日、タイに乗り込み統一戦を行い、続いて多田のトリニダード・トバコと続く女子ボクシングの海外進出。海外での防衛は非常に困難を極める戦いとなるが、富樫・多田には王座を統一し、真王者となって日本に凱旋して貰いたい。