IBF世界スーパーフライ級王者の亀田大毅(亀田)は19日、海外自主トレのため成田空港からメキシコに向かった。大毅は亀田家の三男、和毅とメキシコで合流した後、米国マイアミで長期トレーニングに入るという。
　この日、成田空港に姿を現した大毅は『負けても王者』騒動に関して、ボクシングファンと関係者に対し「迷惑をお掛けし申し訳ない」と謝罪すると、米国時間の18日にIBF本部に対して王座を返上する意向を伝えたことを明かした。
　一度は引退も考えたという大毅だが、今年に入って長男・興毅と三男・和毅が練習する姿を見て、現役続行を決めたという。IBFに対しても感謝しているという大毅は「またIBFの世界チャンピオンになれるよう頑張りたい」と現在の心境を語った。