2日、大阪・IMPホールで行われた東洋太平洋ミドル級王座決定12回戦は、同級2位・鈴木哲也(進光)が同級3位・呉必勝(韓国)を8回終了時TKOで破り、東洋王座獲得に成功した。鈴木はこれで日本・東洋太平洋ミドル級2冠を制覇し、ミドル級アジア最強の座を手にした。
　今年6月には日本スーパーウェルター級王者・野中悠樹(尼崎)が前東洋王者・飛天かずひこ(新日本木村)を負傷判定で破り、日本・東洋スーパーウェルター級2冠を達成。今回、鈴木のミドル級2冠制覇により、アジアの重量2階級は西日本選手が独占する形となった。

■鈴木哲也(進光)
大阪府八尾市出身 27歳
左ボクサーファイター
戦績:30戦23勝(15KO)7敗